電気工事士マンガ 転電虫【第61話:作業が続けられません…】
あとがき
ある日、朝社長に呼ばれ、
社長 「転、お前犬は大丈夫?」
転 「えっ?」
朝から何だろうと思っていると、コンセントの増設工事のご依頼があったのですが、そこに行く予定だったうちの従業員さんが大の犬嫌い…。
ということで、代わりに自分が工事に行くことに。
自分は小さい頃に犬を飼っていたし、YouTubeでも犬の動画をほぼ毎日見るような犬好き。
(電気工事士の仕事は、時間が不規則なので、今は犬を飼えませんが…)
転 「全然、大丈夫ですよ~♪」
と、ご依頼を受けたお宅に行くと、庭には大きなゴールデンレトリーバー。
自分が近づくと、メチャクチャ尻尾を振って歓迎モード♪
ちょっと、撫でさせてもらって家の中へ。
施主様とコンセントの確認をさせていただき、作業開始。
そんなに難しい工事ではないので、順調に作業は進んでいたのですが、
コロコロ…。
転 「?」
自分の足元に小さなボールが…。
転 「あれ、ボールだ…」
と、振り返ると!!
メチャクチャ可愛い豆柴ちゃんが、尻尾フリフリ全開でこちらを見ています。
転 「うお、めっちゃ可愛い!撫でたい…」
しかし、今は作業中。
電気工事士 転はこんな誘惑には負けません。
作業をそのまま続けていると、豆柴ちゃんが近づき、腰道具をクンクン。
転 「ヤバイ!近寄ってきた!だけど、今は作業中!豆柴ちゃんに構っている時間は…」
豆柴ちゃん、こっちをジッと見て、
豆柴 「ク~ン、ク~ン…」
転 「ムリですーーー!!もう、作業できません!!モフモフさせてーー!!」
はい、ということで、施主様に断って、ちょっとモフモフタイム。
施主様も笑っていました。
まだまだ、こんな誘惑に負けるようでは一流の電気工事士にはなれないですね…。
-
配線作業のあるある?
続きを見る