電気工事士マンガ 転電虫【第94話:グラスウールにご注意!】
あとがき
「怖いもの知らず」な自分の失敗談です…。
電気工事士になりたての頃、電気のことを初め、建築のことなど全く分かりませんでした。
ある時、配線をするため天井裏へ。
その時、初めて天井裏に登り、グラスウールを見ることに。
初めは、
「何だろう、このクッションみたいな物?」という感覚でした。
世間知らずの自分は、建物にグラスウール(断熱材)という物が使われていることすら知らなかったのです。
その結果、グラスウールの上で電線をバンバン動かし、切っていたグラスウールから中身が飛び出していました。
(点検口のところで、グラスウールの長さを調整するために切っていたようです…)。
「うわ~、何か視界が悪くなったな~…」ぐらいにか思っておらず、作業をそのまま続け、無事に作業完了。
しかし、点検口から降りる頃には、
「うぬぉぉ!!かゆいーーー!!!!」という地獄の状態に…。
グラスウールの中には、細かい繊維が入っているので、それが背中や袖口から入り、めちゃくちゃかゆくなります。
新人電気工事士へ、グラスウールからの地獄の洗礼でした…。
最近では、住宅などでもグラスウールを使わず、吹き付けで断熱をするところも多くなっています。
しかし、まだまだグラスウールを使う建物は多いので、こんなアホなことにならないように気をつけましょう。
(余談ですが、グラスウールのビニールは破れやすいので、さらに注意が必要です)。
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免許状(資格証)の写真で…。
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