アラフォー男の電気工事士マンガ【第187話】

電気工事士マンガ　転電虫【第１８７話：ジェスチャー】

あとがき

建設現場では、あちこちで重機や工具などの音がしており、会話などがなかなかできない状況になります。

結構大きな音なので、しかも振動などで埃なども待っているため、口を開けて声を出そうとすると、咳き込んでしまうことになります。

そこで、職人さんたちはジェスチャーを使って合図などを送ったりします。

一番多いのが、「休憩」は「昼食」。

「休憩」はタバコをスパスパ吸うジェスチャーが多いです。

最近は少なくなったとは言え、タバコを吸う職人さんが多いため、このようなジェスチャーになります。

「昼食」は箸を持って、口をパクパク。

集中して作業をしていると、時間の感覚がなくなり、休憩や昼食時間が過ぎてしまうことが多いので、他の職人さんに教えてもらえるとすごく助かります。

ただ、中には結構圧の強いジェスチャーも…。

大工さんなどの人手が足りず、材料などを運ぶ時に前を通り過ぎようとすると、指で材料を指さし、

「運ぶの手伝え！」「分かってんだろ？」という気持ちが伝わってきます…。

まぁ、材料運びなどを手伝うと、後々の作業の時に良くしてもらえるので別に構わないのですが、圧の強いジェスチャーは緊張してしまいます…。