電気工事士マンガ 転電虫【第195話:心配性】
あとがき
電気工事でも結構大事で大変なのが「幹線引き」。
ここで電線が通らないと、電気を建物に送れないのでかなり気を遣う作業になります。
そのため、配管作業も電線が通りやすいように、カーブのところは緩やかに、なるべく直線・水平を保ちつつ配管をしていきます。
それと同じくらい気を遣うのが、電線の長さの計測。
図面で長さを確認し、現場で長さを確認し、特に心配性の自分はもう一度図面と現場で電線の長さを確認します。
そして、材料屋さんに発注はするのですが、幹線引き当日は朝からドキドキ…。
「電線足りるよな…。計算間違いしてないよな…。材料屋さん、長さ間違ってないよな…」と、頭の中はそんなことばかり考えています。
幸いなことに、今のところ電線が通らなかったり、電線が足りないということはないのですが、自分が幹線を注文するとかなり電線が余ってしまいます…。
幹線引きはうまくいっても、
「電線の余りが多すぎるよ!!」と、先輩方や社長からも怒られることもしばしば…。
電線の注文がピッタリできればいいのですが、心配性の自分は最悪の場合を想定して、いつも長めに電線を注文してしまいます…。
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イヤホンマイクの悲劇…。
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