電気工事士マンガ 転電虫【第140話:さらば、手袋の指先…】
あとがき
鉄筋コンクリートの現場で、コンクリート打設の前に行うボックスの取り付けや配管作業。
これが、結構時間との勝負で、初めて鉄筋コンクリートの現場に入ったときは、ボックスの取り付け方や配管のやり方、ハッカーの使い方などゆっくり聞いたり練習する暇などほとんどありませんでした。
鉄筋屋さんが鉄筋を組み、その周りに型枠大工さんが型枠を組んでいくのですが、鉄筋屋さんを追いかけて、どんどんボックスの取り付けや配管などをしていきます。
ここで、遅れてしまうと、型枠大工さんの冷たい視線の中、作業をすることになってしまいます…。
ボックスの取り付けや配管、ハッカーの扱いに慣れてきても、素早く作業を進めていると、マンガで描いたように手袋を結束線と一緒に縛ってしまいます…。
時間もないので、いちいち結束線を解かず、豪快に手袋を引きちぎって次の作業へ…。
おかげで、一回の建込配管などの作業で2~3枚の手袋を消費してしまいます。
まぁ、鉄筋を扱う現場はかなり汚れたりもするので、使い捨てのものを使っています。
あと、安全靴でも鉄筋の上を歩いたりすると、破れたり痛んだりするので、他の職人さんに教えてもらったブーツを購入して作業をしています。
これがちょっとお高いですが、数年長持ちするのでおすすめです。
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整理整頓も良いけど…。
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