電気工事士マンガ 転電虫【第171話:工具箱】
あとがき
職人さんが必ず使う工具類。
ある職人さんに言わせると、
「職人が仕事をするんじゃない! 工具が仕事をやるんだ!」という名言まで現場で聞いたことがあります。
ベテランの職人さんは、最近の高性能な工具を使うたびに、
「オレが若い時に、この工具があったらなぁ~」と、しみじみに言われます。
そんな職人さんと、切っても切れない関係にある工具類。
その工具を入れる工具箱で、自分がよくあることをマンガにしてみました。
まずは、バッテリーを買い足すと入れるところがない…。
工具箱によっては、予備のバッテリーを入れるスペースもあるのですが、これがないと工具とバッテリーをバラバラに保管することになります。
で、作業などであれやこれやと出し入れしていると、バッテリーがどこにいったか分からなくなります…。
次に、ノックアウトパンチなどの工具でよくあるのですが、元々どんなふうに入っていたのかが分からず、片づけの際にかなり時間がかかってしまいます。
「こうか? こうだったかな?」と悪戦苦闘しながら、結局はちょっと無理矢理に工具箱に片づける羽目になってしまいます…。
そして、よくやってしまうのが、工具箱の留め具をかけ忘れて、そのまま持ち上げて、せっかく片づけた工具を盛大にぶちまけてしまいます…。
「せっかくキレイに入れたのに…」と、やる気ゼロの状態でもう一度片づけをすることになります…。
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新人さんが結線をしたら…。
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