電気工事士マンガ 転電虫【第77話:ボードで計算】
あとがき
現場で仕事をしている時に、急にメモをしなければならない時があります。
監督から指示されたことや、電話があり、その内容をメモしたい時など、結構石膏ボード(プラスターボード)に書いてしまうことが多くあります。
それ以外だと、段ボールを切ってメモ帳代わりにすることも多くあります。
メモ帳を持っていればいいのですが、これが結構現場で作業していると邪魔になったりします。
ポケットに入れれば、天井裏などに上がった時に落としてしまったり、足場を上がる時など、足に当たって地味に痛かったり…。
夏場は、作業着が汗まみれになり、メモ帳も一緒に悲惨なことになります…。
メモ帳代わりに石膏ボードにメモ書きもしますが、一番よく使うのが計算をする時だと思います。
例えば、部屋の真ん中に電灯を施工する時など、部屋の隅から隅までを計り、その中心を計算するといったものです。
スマホで計算する時もありますが、手袋などをしていると、手袋を外しスマホで計算、また手袋をして作業…、と面倒なことになるんですよね…。
今回のマンガですが、ある現場で何気にボードに書かれた計算を見てみると、
「全部間違っている…」
見事なまでに足し算と引き算が間違いだらけ…。
「この現場、大丈夫か?」と心配しましたが、無事にその住宅は完成しましたね。
まぁ、その計算が建物の計算なのか、他の計算なのか、何を計算したのかは分かりませんが、自分も他の職人さんが見てビックリするようなことは書かないようにしています。
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ベテラン職人のお弁当。
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