電気工事士マンガ 転電虫【第87話:かき消される掛け声】
あとがき
工事の際、埋設で配管をしておき、後から電線を入線することが良くあります。
電線も結構な長さのものを入線しなければならない時もあるため、工事の工程表を見ながら入線作業をするのですが…。
なぜか、入線作業をする時になると、はつり工事や外の重機を使った工事などと一緒になることが多いのです。
(急遽その日に、重機を使った作業をしないといけないことが多いのですが…)。
コンクリートを削る音やブロワーの音、油圧ショベルの音など…。
とにかく、かなりの轟音の中で入線作業をしなければなりません。
離れたところにいる社員さんに聞こえるように、大きな掛け声を出すのですが、全然伝わらず…。
こういう時に限って、トランシーバーを会社から持って来ていない…。
携帯電話のスピーカーを使いながら作業をすればいいのでしょうが、これも結構作業がやりづらくなります。
(最近、イヤホンマイクで作業している人もいたので、今度試してみようかと)。
そのまま作業を続けていると、声がガラガラになります…。
一度、重機の音に負けないように、メチャクチャ大声で掛け声を出していたら、近所の方に、
「うるせぇーーー!!」って怒られたことは良い思い出です…。
電気工事士の仕事(建築現場全般ですが)って、いろいろ大変です…。
ご理解の程、よろしくお願いいたします<m(__)m>
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電話に出てくれない…。
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