電気工事士マンガ 転電虫【第141話:整理整頓!】
あとがき
現場の職人さんも、個性の強い方が多くいらっしゃいますが、建設現場の監督さんもいろんなタイプの方がいらっしゃいます。
ある新築住宅の工事をさせていただいたときのこと。
そこの現場監督さんが、かなり整理整頓に厳しい方でした。
確かに、通路にモノがあったり、散らかっていると、現場で仕事をされる職人さんが躓いてケガの原因になります。
また、新築住宅などでは、監督さんとの打ち合わせや、工事の進み具合を見られるためにお施主様が来られることがあります。
その時に、現場が散らかっていれば、
「大丈夫か?」と思われるので、整理整頓というのは大事なことです。
ところが、この監督さん、整理整頓の意識が高すぎて、職人さんが今から使おうと準備していた工具や材料を片づけたりすることがあったのです。
そして、自分が天井裏で作業をしていた時、作業が終わり点検口から下を見ると脚立がない…。
「あれ?倒れたのかな?」と、上から周りを見ても脚立がない…。
「もしかして…」と思い、監督さんに電話をしてみると、
「あれ~?まだ、天井裏にいたんだ…。気が付かなかった…、ハハハ…」と平謝り…。
整理整頓も良いけど、せめて確認くらいはしてくれ…。
(一瞬、点検口から飛び降りようとしましたが、ケガの元なのでやめました…)
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冬になると、職人さんがここに集まります♪
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