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4コマ漫画(転電虫)

アラフォー男の電気工事士マンガ【第168話】

電気工事士マンガ 転電虫【第168話:ボイド外し】

 

 

あとがき

 

RC造で電線を通すために貫通孔を開けるため、あらかじめ設置しておくボイド管。

「スリーブ工事」と現場では言っています。

 

最初にボイド管の長さを決めて切断。

コンクリートが入ってこないように、ボイド管の口にガムテープやボイドテープを貼っておきます。

 

建物で型枠が出来上がると、鉄筋屋さんが入る前にボイド管を設置するところに墨出し。

鉄筋屋さんが鉄筋を仕上げると、ボイド管を設置します。

 

今はボイド管を固定する「スリーブホルダー」というものがあるため、以前に比べると、かなり設置が早くなったようです。

(スリーブホルダーがない時は、結束線などで固定していたので、結構時間がかかったようです)

 

その後は、コンクリート打設が行われ、型枠が外されると、コンクリートからボイド管を外さないといけません。

「ボイド管外し」と言われる工具を準備し、ボイド管に挟んで、グッと力を入れて、

「スポーン!」と、きれいにボイド管が外れると快感です♪

 

ただ、きれいに取れたと思っていると、コンクリートにボイド管の紙切れがついていて、きれいに取れていなかった時も…。

 

電気工事士になる前は、こんな作業があるとは知らず、

「電線などを引っ張るための下準備というのもいろいろあるんだな」と思うことが多々ありました。

 

本編第169話はこちら
逃げ場がないのにやめてくれ!

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貴泉(きせん)

アラフォー新人電気工事士です。 趣味はイラスト・マンガを描くこと、ゲーム、旅行です。 いろいろな資格の取得も目指しています。 取得済みの資格は、 ・二級ボイラー技士 ・危険物取扱者(乙種4類) ・第二種電気工事士 ・第一種電気工事士 ・第一種衛生管理者 ・ボイラー整備士(試験合格のみ) ・第三種冷凍機械責任者です。

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