電気工事士マンガ 転電虫【第170話:電話を握りしめて…】
あとがき
建設現場で働いていると結構困るのが、着信があり電話に出ると周りの音がうるさくて、相手の声が全然聞き取れないというものです。
同じ職人さんや材料屋さんなどは、休憩時間などを見計らって電話をかけてくるので、休憩所などでの静かなところで電話に出ることができます。
ところが、急用やお客さんからの電話の場合、現場で仕事をしている時にかかってくるのです。
こうなると、周りの職人さんも作業中なので、電話の声が聞き取れるような状況ではありません。
電話を握ったまま、現場の静かな場所を探すのですが、そういう時に限って、ハツリ作業やハンマーで叩く音が至るところで鳴り響いています。
仕方なく、休憩所までダッシュして電話を続けるのですが、雨が降っている時などはさらに最悪な状況に…。
タイミングが悪い時って、いろいろと面倒なことなどが重なるものです…。
ただ、そうやって電話の着信に気がつけばいいのですが、場合によっては全く気がつかず、休憩中にたまたま携帯を見て気がつくことも…。
最近はスマートウォッチなどもあるのですが、購入した職人さんに聞いてみると、現場ではかなりキズモノになってしまい1年ももたないようですね。
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せっかくキレイに入れたのに…。
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