電気工事士マンガ 転電虫【第244話:冬の朝礼】
あとがき
電気工事士になるまで、「建設現場って大変だろうな」くらいの感じだったのですが、実際に働いてみると、想像以上に過酷な環境で仕事をしなければなりません。
夏は冷房のない中、蒸し暑い環境で働き、逆に冬は凍えるような環境で働かなければなりません…。
そんな環境の中でも、しっかりとした仕事をしなければならない世界です。
最近は、夏には空調服、冬にはいろいろなタイプの防寒着が増えてきましたが、それでも大変なことには変わりありません。
しかし、冬は防寒着を頭や顔付近にも着込んでいるので、ある問題が起きます。
それが、朝の朝礼で監督さんの声がほとんど聞こえなくなることです…。
何となく言っている内容は分かるのですが、あとで他の職人さんに
「監督さん、何て言ってましたか?」と聞く機会が多くなります。
しかし、偉いもので、監督さんの声はほとんど聞こえないのですが、ちゃんと工事は進んでいきます。
まぁ、ほとんどの職人さんが工事の流れを熟知されているので、細かいところは聞こえなくても大丈夫なんだと思います。