電気工事士マンガ 転電虫【第292話:ベテラン職人の能力?】

あとがき
建設現場で働いていると、ベテラン職人の作業の様子や知識など、本当に勉強になることが多くあります。
自分は第2種電気工事士の実技試験で1度不合格になったことがあります。
ネットの動画や我流で実技試験の勉強をしていたのですが、ベテラン職人さんの作業の様子を見て、それを実技試験の練習に生かしたところ、時間も作業も余裕で試験に合格できたのを覚えています。
ベテラン職人さんの作業の動きは、本当に無駄がありません。
さらに先の作業を見据えた計画的な作業をされるので、とにかく早く作業を終わらせることができます。
そんなベテラン職人と一緒に働いていると、「ちょっとスゴイな」と思うことがいくつかあります。
一つは、遠目で見て、ビスのサイズが分かるところ。
自分はスケールなどで測ったりしますが、ベテランさんは一切そんなことをせずにビスのサイズを当ててしまいます。
2つ目は、顔に汗をかかない。
自分は汗っかきで、夏の天井裏などで作業をしていると、顔じゅう汗まみれになり、メガネにも汗がボタボタ…。
そんな時に、隣のベテランさんを見てみると、ほとんど汗をかいていません…。
「昔っから、こんな作業ばっかりだから、体がそうなったのかもな」と言われるのですが、やっぱり経験を重ねると、いろんな能力が身に着くのだなと思いました。