電気工事士マンガ 転電虫【第50話:「G」の衝撃!!】
あとがき
カラスが電柱に巣を作って、それが原因でショート等を起こし、周辺で停電が発生するというニュースを見ます。
仕事で送電の時などに、電力会社の方と一緒になって、巣の撤去のことを聞いたことがあるのですが、カラスの巣と言っても、やみくもに撤去はできないそうですね。
「鳥獣保護法」によって、カラスも保護の対象になっているようで、卵やヒナの確認をしてから撤去となるみたいです。
まぁ、ショート等の危険性がある時は、別の話のようですが。
あと、その時の担当の方から聞いたのですが、カラスだけでなく他の鳥の巣でも、むやみに巣に手を入れたりすると、卵やヒナを狙っていたヘビに噛まれることもあるので注意が必要とのことでした。
(たまには、タメになるブログを書いてます…)。
さて、こんなニュースを見ていると思い出されるゾッとした出来事…。
とある住宅の家主さんから、
「分電盤から変な音がする」と、会社に連絡が…。
師匠と作業車で現場に向かう途中、
「転は何の音だと思う?」と聞かれ、
「やっぱり、ネズミかあれですか?」
「お前もそう思う?」と、車の中はメチャクチャ重苦しい空気に…。
現場に到着して、意を決して、分電盤を開けると…。
「うおぉぉぉぉ!!」
予想通り、分電盤の中には、ご機嫌な「G」のパーティピーポーが…。
季節が冬だったこともあり、分電盤の中が暖かかったのか、「G」が固まっており…。
(まぁ、動きは冬だったので活発でなかったのが、不幸中の幸いです…)。
さてさて、この状況をどうしようか?
次の「転電虫」でその時のことを描きますので、お楽しみに(作業したこっちは楽しくないけど…)。
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「G」殲滅作戦決行!!
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