電気工事士マンガ 転電虫【第76話:安全性と信頼関係】
あとがき
さてさて、今回はマンガに登場した検電器について。
電気についてド素人の自分が、電気工事士として働き始めた頃。
怖いもの知らずで、訳も分からず現場で電線をバンバン切っていたのですが、ある時ついに電気が流れている電線を切っていまい…。
ボンッ!!
火の玉が飛び、ニッパの刃は欠け、周りの職人さんも、
「電気屋さん!ビックリさせるなよ!」と怒られる始末…。
それからというもの、元々ビビりな自分は電線を切るのが若干トラウマに…。
で、会社で渡されたのが検電器です。
これが、まぁ便利な物で、電線の上から触れるだけで電気が流れているかどうかが分かります。
(会社で使っている検電器です)↓
これがあれば電気が流れているか確認してから、安全に作業ができます。
ただ、時には電気が流れていないのにブザーが鳴ったりすることもあるので、しっかりブレーカーを切ったり、テスターを併用して確認することも大事ですね。
この検電器を使うようになってから、いろいろなところで検電器を使っていた時。
ある現場で、ベテラン職人さんと作業をしていて、
「ブレーカー切ったぞ~~!!」と言われたのに、面白がって電線に次々と検電器を当てて反応を見ていると、
「お前、ワシのこと信用してないだろ!」と怒られ…。
まぁ、新しい物を使うのはいいですが、程々にしないと信頼関係が崩れますね…。
-
石膏ボードをよく見ると…
続きを見る