電気工事士マンガ 転電虫【第96話:お疲れ様です】
あとがき
「現場の監督さんは大変だな…」といつも思います。
特に若手の監督さんは、そう思うことが多くあります。
ある現場でご一緒になった若手の監督さん。
いつも朝礼の時はさわやかなあいさつ。
現場などで話す時も、ハキハキと元気な監督さんなのですが…。
昼間は職人さんに呼ばれ、あちこち走り回っていました。
大変真面目な方で、現場の職人さんとよく施工方法などを相談されていました。
昼間はそんな感じなのですが、夕方自分たちが作業が終わって現場事務所にあいさつに行くと、今度はパソコンを使って黙々と作業をされています。
資料を作成されたり、現場の写真をされたり、図面を書いたり、修正したりと、夜遅くまで仕事をされているようでした。
そして、工期末になると、だいぶゲッソリとされて、しかも朝の朝礼で、
「おはようございます!」とあいさつをされていたのが、
「お疲れ様です…」と言うように…。
「いや、疲れてるのはアンタだろ!!」と、職人さんみんなで総ツッコミ!
真面目な方なので、体調を崩さないようにしてほしいものです。
「あんな人が上に立ってくれたら、現場も良くなるんだけどね~」と職人さんたちは言われます。
ただ、
「真面目だから、仕事をやり過ぎて、つぶれちゃうんだよね…」という声も…。
なかなか難しいものですね…。
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新人電気工事士が腰道具を着けると…。
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