電気工事士マンガ 転電虫【第183話:スラブ配管でイヤッホ~!】
あとがき
建設現場の電気工事で行うスラブ配管。
ここにCD管やPF管を配管するわけですが、これが結構大変です。
まず、鉄筋の上を歩くので、歩く時にかなりバランスが悪いです。
(鉄筋を曲げたり、結束線を切らないように、足場用の板を敷きますが…)
その鉄筋の上を歩きながら、材料を運んだり、配管作業をすることになります。
何とか材料を運び終えたら、敷かれた鉄筋の中を配管するわけですが、こちらも大変です…。
CD管やPF管をまっすぐ配管できれば良いのですが、途中の鉄筋に引っかかったり、配管がグネグネ曲がりくねったりと、なかなかうまくいきません。
CD管やPF管をまっすぐになるように戻しながらまた配管開始…。
これの繰り返しで、足場も歩きにくいため、スラブ配管をした後は、足がプルプルとなることが多いです…(年齢もあるでしょうが…)。
ところが、その大変なスラブ配管でちょっとだけテンションが上がる瞬間が。
それが、CD管やPF管が素直にまっすぐ目的のところまで、一度も引っかかることなく配管できた時。
この時は無駄に歩き回ることがないので、
「イヤッホ~~~!!!!」とテンションが上がってしまいます。
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まさか、こんなところで苦戦するとは…。
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