電気工事士マンガ 転電虫【第89話:触るな 注意!】
あとがき
人間とは不思議な生き物で、「触るな」というところを触り、「見るな」と言われると見たくなるものです。
(自分だけでしょうか?)
よく自分がやってしまうのが、コーキングをしたところを触ってしまうことです。
コーキング屋さんに「気をつけてね」と言われたのにも関わらず、仕事が順調に進んだり、逆に忙しかったりすると、ついついコーキングしたところを触ってしまいます…。
特に、靴を履き替える際に、ドアの縁を掴むクセがあるので、そんな時に「グニュ」とやってしまいます…。
また、作業をしている時に、作業着を見るといつの間にか白や黒のコーキングがベッタリと付いていて、
「やってしまったーー!!」と気がつくこともしばしば…。
そんなコーキング屋さんに多大なご迷惑をおかけしているのですが、よく現場で一緒になるコーキング屋さんが自分の会社の社長の同級生です。
自分がコーキングしたところを触っても、
「ハハハ!!やっちまったか♪」といつも笑って許してくださります。
これからもコーキングを触ってしまった際はご容赦を…。
(あと、社長には言わないでください)。
よくこんな失敗をする自分ですが、とにかくやってしまった時には、すぐに報告をするようにしてます。
コーキング屋さんも
「すぐ言ってくれれば、全然大丈夫だよ」と言われるのですが、結構これが大事なんですよね。
自分たちも電線を配線した際に、他の職人さんから
「電線にキズを入れてしまった」と言われることが時々あるのですが、すぐに言ってくだされば簡単に対処できることが多いです。
これが、工事が進み仕上げ作業まで終わった後に電線にキズがあると分かると、それはそれは大変な作業になります。
何かあった時には、すぐに報告することは大事ですよね。
経験者は語ります(その前に失敗が多すぎるんですけど…)。
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灯台下暗し…。
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