転電虫【第23話:夏の屋根裏地獄】
あとがき
夏の現場が大変なのが、天井裏での作業です。
最近、新築の住宅では、天井や壁に吹き付けで断熱をするところが多いのですが、断熱材を使っているところもあります。
やはり、作業をしていると、吹き付けの住宅よりも、断熱材を使っている住宅の方が暑いと思います。
ましてや、修理に行かせていただく住宅は、十数年前に建てられた住宅がほとんどです。
そうなると、天井裏はほぼ100%が断熱材を使っている住宅です。
点検口を開けた瞬間に、「うおっ!」っと思うような熱風が襲ってきます。
さすがに、温度計を持って天井裏に上がったことはないですが、かなりの暑さで、30分以上の作業は危険だと思えるほどです。
マンガでも描いたのですが、自分は汗っかきで、そのような場所では本当に雨にでも打たれたのではないか思えるほど、作業着がびっしょりです。
ただ、ベテランの職人さんの中には、あまり暑い中でも汗をかかれない方もいます。
話を聞くと、「若い頃からやってるから、慣れたんだよ。」と言われます。
体質って変えられるんでしょうか(う~ん…)?
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台風の後に来るものは…。
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