電気工事士マンガ 転電虫【電気屋さんにお願い】
あとがき
現場で働いているといろいろなお願いをされることがあります。
一番多いのが、「電工ドラムや延長コードが使えなくなった」というもの。
これはほとんどがプラグのところで断線しただけなので、手持ちの工具と材料で修理できます。
結構多いのが、「パソコンやスマートフォンの使い方が分からない」というもの。
自分は結構パソコンやスマートフォンを扱うことが多いので、ある程度は分かるのですが…。
本格的な故障となると、完全にお手上げです…。
そして、マンガでも描いた「家電や電動工具の修理ができないか?」というもの。
電動工具などはある程度分解したりもしますが、これもコードぐらいなら修理できます。
ところが、テレビやパソコンなどの精密を機器を持って来られて、
「コレ、直せる?」と聞かれるのですが、ハッキリ言って「ムリです…」。
こちらは家電屋さんや修理業者に持って行ってもらいます。
「いや~、電気屋さんなら直せるかなっと思って」と、とりあえず自分たちのところに持って来られる職人さんもいます。
まぁ、どこの会社もそうかもしれませんが、うちの会社も社長の方針で、
「現場ではお互い様」ということで、現場での修理はお金はいただかないことにしています。
「うまくいけばタダで修理が…!!」と期待された職人さん。
残念ながら、電気工事士は電化製品も修理できるというワケではありません…。
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会社のベテラン&サボり職人の話です。
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