電気工事士マンガ 転電虫【第126話:指差呼称】
あとがき
現場の朝礼では、各業者さんの作業内容や監督さんからの注意事項、来客の予定などが伝えられます。
その中で、ラジオ体操をしたり、指差呼称を行ったりします。
指差呼称は、現場(監督さん)によっていろいろなパターンがあり、
「ヘルメット、ヨシッ!」
「顎ひも、ヨシッ!」
「顔色、ヨシッ!」
「服装、ヨシッ!」
「安全帯、ヨシッ!」
「安全靴、ヨシッ!」
と、たくさんの指差呼称があります(だいたい、この中の3つくらいを毎日やります)。
そして、この指差呼称は二人一組でやることもあるのですが、おっさんとおっさんが向き合うと、なぜか笑ってしまいます。
これぐらいならことなら許される現場もあるのですが、中にはそうもいかない現場もあります。
時々厳しい現場監督さんが行う指差呼称は、職人さん全員が真剣に行います。
「ヘルメット、ヨシッ!」と、一斉に大きな声で指差呼称をするので迫力が違います。
ところが、中には真剣な指差呼称を行う中、人を笑わせようと、全力で変顔をしてくる困った職人さんもいます…。
監督さんも指差呼称の様子を鋭い目で見る中、
「笑っちゃダメだ!!」と自分に言い聞かせて、笑うのを我慢してます…。
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現場ではこんな危険なことも…。
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