電気工事士マンガ 転電虫【第134話:テンション 上げ上げ↑↑】
あとがき
自分の会社では、ある程度大きな現場が終わると、次の現場まで少し間を空けます。
会社の社長の方針もあり、その時に、材料や工具、作業車等の片づけをしたり、図面や書類の整理をします。
(もちろん、連続で大きな現場に入らなければならない時もありますが…)。
職人さんによっては、ここで有休を取って、リフレッシュされる方もいらっしゃいます。
現場の仕事ではないので、この時だけは結構のんびりできるのですが、時々同僚から応援要請の連絡が入ります。
ある時、同僚から、
「現場が忙しくて、〇〇邸の仕上げ工事に行ってもらえませんか?」との連絡が。
まぁ、住宅の仕上げ工事なので、一人でも全然問題なし。
図面だけ受け取り、現場に向かい、住宅の中に入ると…。
「こんにちは。電気屋で~す…」
シーーーーーーーン…
誰もいません。
住宅の仕上げ工事で、時々あるのですが、仕上げの時期になると、職人さんが極端に少なくなることがよくあります。
その時は、誰も工事に来ておらず、自分一人で作業することに。
「いや~、ノビノビ作業ができる~♪」と、ハイテンションに。
普段、カラオケには行かないのに、鼻歌を歌いながらノリノリで作業をしていきます。
しかも、難しい工事もないので、どんどん作業も進み、自分のタイミングで休憩。
たまに一人で作業することがあるのですが、こういう時は結構テンションが上がってしまいます。
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人の現場に行くと…。
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