電気工事士マンガ 転電虫【第136話:ウサギとカメ】
あとがき
電気工事士になったばかりの頃、天井裏で作業中にほかの職人さんに呼ばれ、
「今、行きます!!」と、慌てて動いてしまった結果、天井のボードを蹴破ってしまったことがあります。
いきなり動いたので、天井下地から足が滑ってしまい、ボードを2枚も壊してしまいました…。
まぁ、監督さんから怒られ、大工さんからは白い目で見られることに…。
いろいろと危険も伴うところなので、それからはかなり足元を注意して移動しているのですが、ちょっと移動するだけでも結構時間がかかってしまいます。
ところが、そんなカメのような自分とは違うベテラン職人が天井裏で作業をすると…。
「こっちを手伝ってくださ~い!!」という声に、
「おう!待っとれ!!」と、まさかの天井裏を走り回るという離れ業。
天井下地をピュンピュンと飛び回り、すばやく移動する様子はまさしく忍者(本物を見たことないですが…)。
天井裏を走り回る特殊な訓練でも受けているのかと思うほどの身のこなしでした。
ただ、電柱や屋根などでもスイスイ動き回っているので、自分とはバランス感覚が違うのだろうとも思いました。
あと、自分は高所恐怖症の超ビビりの性格なので、それも影響しているのだろうと思います…。
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冬の相番での出来事…。
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