電気工事士マンガ 転電虫【第164話:下げ振り】
あとがき
電気工事士に転職して、とにかく驚くのは、現場で扱う材料や工具が多いことです…。
現場で毎回使うような材料や工具もあれば、ベテランさんでも、
「これ使うの、何年ぶりかな~?」というものまであります。
さらに、新商品なども出てくると、それをネットで調べたりして、新しい情報もどんどん頭に入れていかなければなりません。
さて、そんな多くの材料や工具を扱う中、初めてRC造のマンションで作業をすることとなった時の話。
建込配管の時に、見慣れない工具が…。
聞いてみると、『下げ振り』というもので、垂直を測れる工具なのです。
大工さんなどが柱などの立ち方などを見る時によく使うそうですが、電気工事士もこの下げ振りを使います。
特に、鉄筋にボックスを取り付けて、型枠の中にしっかり納まるかどうかを見なければなりません。
これを怠って、いい加減にボックスを取り付けると、
「電気屋さ~ん!! ボックスが当たって、型枠が立てられないんだけど!!」と、お叱りを受けます…。
建設現場は、電気だけではなく、大工さんや水道設備屋さんなどなど、多くの職人さんが関わるところなので、自分の仕事にはしっかり責任をもって、確認することも大事ですね…。
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おしゃれな作業着を見て…。
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