アラフォー男の電気工事士マンガ【第163話】

電気工事士マンガ　転電虫【第１６３話：現場監督のトイレ掃除】

あとがき

どこの建設現場にもある仮設トイレ。

電気工事士になるまでは、仮設トイレをイベントなどの会場でしか使ったことしかありませんでした。

この仮設トイレですが、多くの職人さんが使うこともあり、やはり汚れてしまうこともしばしば…。

ある現場で、「トイレは現場の顔！！」というのが口癖の現場監督さんがいらっしゃいました。

トイレの汚い現場は、整理整頓や工事がしっかりしていないとお施主様やお客さんに思われてしまうということから、毎朝現場監督自らトイレ掃除をされていました。

「すごい監督さんだな」と、思っていたのですが、この現場監督さんのトイレ掃除が職人さんたちの間ではなかなかの不評…。

というのも、この現場監督さんは、トイレを一通り掃除をすると、ホースで一気に水を撒くのです。

これが、結構な水圧で水を撒くので、トイレの中は水浸し…。

一番悲惨なのが、備え付けているトイレットペーパー。

水にぐっちゃり濡れて、使い物にならなく物もあったりしました。

「あの監督、家で料理はするけど、片づけはしないタイプだな…」と、ある職人さんが言われていたのですが、ちょっと納得してしまいました…。