電気工事士マンガ 転電虫【第167話:夏の始まり?】
あとがき
RC造の現場で行うスリーブ工事。
電線などを通すために貫通孔を開けるため、コンクリート打設の前にあらかじめボイド管という紙製の筒を設置しておきます。
このスリーブ工事を忘れてしまうと、後でコンクリートに穴を開けるというかなり面倒なことになります…。
(急遽、追加で電線が増えた時に開ける場合もありますが…)。
このスリーブ工事を行うために、準備でボイド管を切って、筒の中にコンクリートが入らないようにガムテープを張ります。
(ガムテープを使わず、ボイドテープというものもあります)。
そんなスリーブ工事の準備をする時に、結構水道設備屋さんと一緒に作業をすることがあります。
ある現場で、水道設備屋さんとボイド管の準備をしていると、他の職人さんが並べてあるボイド管を見て、
「何か、打ち上げ花火の準備してるみたいだね♪」と一言。
確かに、言われてみれば、何となくボイド管が打ち上げ花火の筒に似ているような…。
水道設備屋さんと
「もうそろそろ夏だね~。今年は花火大会とかお祭り行くの?」と、雑談をしながら作業を進めていました。
余談ですが、上にも書いたボイドテープ。
ガムテープよりも値段は高いのですが、かなり頑丈なので、建込の時にボックスにも使ったりします。(結構便利ですよ♪)
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テンションが上がる瞬間!!
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