アラフォー男の電気工事士マンガ【第181話】

電気工事士マンガ　転電虫【第１８１話：策士な大工さん】

あとがき

建設現場では、別の職種の職人さんの手伝いなどをすることがあります。

これも現場では大事なコミュニケーションで、日頃から手伝いなどをしていると、自分たちの作業がやりやすくなったり、作業を待ってもらえたりと、いろいろと都合が良くなります。

特に、大工さんの手伝いは結構重要です。

現場や地域などによっても違うかもしれませんが、現場では監督さんよりも大工さんの方が立場が上という現場がよくあります。

現場監督さんも、

「大工さん、ここ、こうやってできないですかね～？」と、大工さんの顔色やご機嫌を窺いながら作業をお願いすることが多々あります。

逆に自分たちの場合は、

「電気屋～！！　ここ、こうやっといてよ！！」と、問答無用で指示されます…。

まぁ、そんな力のある大工さんを味方につけると、現場の仕事はかなりスムーズになるのですが、ある現場で大工さんから、

「電気屋さん、今度はいつ来るの」と聞かれ、

「明後日ですね」と答えると、大工さんが材料屋さんに電話をかけ始めました。

「もしもし、あ～、あの材料だけど、明後日に持って来てくれる？　こっちも手伝いが来るんだ♪」との会話が…。

実際にそこでも材料運びを手伝うことになりましたが、自分たちの作業はかなりスムーズになりました。

建設現場では、大工さんをしっかり味方につけましょう♪