アラフォー男の電気工事士マンガ【第178話】

電気工事士マンガ　転電虫【第１７８話：ＫＹ（危険予知）用紙】

あとがき

現場では朝や現場に入って来た時に、ＫＹ（危険予知）用紙の記入をすることになっています。

（住宅など小さな現場ではＫＹ用紙を書くことはあまりありませんが）

ＫＹ用紙は監督さんや現場事務所のボックスに提出したり、職人さんが自分たちで掲示板に張り出したりするパターンと現場によってちょっと提出方法が違ってきます。

また、ＫＹ用紙の記入事項も少し違ってくるので、

「あれ？　この現場ではこれは書かなくていいのか…」ということがよくあります。

このＫＹ用紙ですが、現場監督によっては、提出してないとかなり怒られることもあります。

ＫＹ用紙を記入・提出せずに作業をしていると、監督がやって来て、

「〇〇屋さん！　ＫＹ出てないから、作業中断して！！」と、ＫＹ用紙を出すまで作業をさせない監督さんもいらっしゃいました。

ところが、このＫＹ用紙、工期末になるとあまり記入・提出することがなくなります。

１つの理由としては、工期末になると現場の事務所やＫＹ用紙を貼りだす掲示板が撤去されるため、ＫＹ用紙を書いたり、掲示する場所がなくなるということもあります。

そんなこともあり、工期末になるとＫＹ用紙の姿形を見ることはほとんどなくなります。

一応、監督さんに

「ＫＹ用紙がないんですけど…」と聞くと、

「もういいよ！　面倒だし…」と言われる始末…。

ＫＹ用紙って、工期中と工期末で扱いがかなり変わってきますね…。