電気工事士マンガ 転電虫【第177話:ボードの補修】
あとがき
電気工事士になって、結構やっているのがボードに関する失敗です。
よくやってしまうのが、コンセントやスイッチが移動したのを忘れて、間違ったところのボードを開口をしてしまうこと…。
「ここにコンセントあったよな」っという感じで、ボードを開口してしまい、
「ヤバッ!!ここのコンセント、移動になったんだ!!」と焦ることが多々あります…。
また、別の社員さんが担当していた現場で、ボード開口が間に合わないということで手伝いに行き、図面通りにボードを開口していると、
「電線がない…」となり、実は移動していたことを図面で修正していないことなどもありました。
そんなことがよくあるので、ボードの補修作業は先輩から教えてもらいよくやっています(やらない方がいいのですが…)。
ところが、電気工事士になったばかりの頃、ボードを補修すると、なぜかボードに段差が…。
あきらかにボードの厚さが違うのです…。
「何で、何で…?」と思っていると、大工さんが来て、
「電気屋さん…、それ、天井のボードだよ…」と教えてもらいました。
ボードは9.5mmと12.5mmがあり、9.5mmが天井、12.5mmが壁に使われます。
そんな失敗をしてしまいましたが、大工さんからそんなことを教えてもらい、1つ良い知識と経験を積むことができました。
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工期末のKY用紙は…。
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