電気工事士マンガ 転電虫【第269話:熱中症になった時の話】
あとがき
夏場の建設現場は、建物の中も外も暑く過酷なところです。
最近は、空調服や冷感タオルなどを使うことによって、暑さを軽減できますが、それでも夏場の暑さは危険そのものです。
数年前、夏の現場で作業中に、なぜだか頭だけが熱い感じがありました。
そんな症状になったことが今までなかったので、現場の監督さんのところに行くと、
「一旦作業はやめて、休憩所で待機してて」と言われました。
そして、監督さんが
「コレ、飲んでみて」と経口補水液を渡してくれました。
これまで、経口補水液を飲んだことがなかったのですが、結構グビグビと飲んでしまい、
「経口補水液って、飲みやすいんですね~」と言うと、監督さんから「すぐに病院に行け!」とのこと。
同僚に病院まで送ってもらい、診察をしてもらった結果『軽度の熱中症』と診断され、1時間ほど点滴を受けました。
監督さんからは、次の日は『現場への入場は不可』ということで、1日有休をもらいゆっくりさせてもらいました。
経口補水液を飲んで、飲みやすいと感じたら、脱水症状や熱中症になっている可能性が高いらしいです。
熱中症にならないよう食事や睡眠を十分にとって、こまめな水分補給、空調服や塩飴などを適切に使って熱中症予防に備えたいですね。