今回は、転電虫【第50話:「G]の衝撃】の続きになります。
まだ、ご覧になっていない方は、こちらをまず読んでいただけると幸いです。
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分電盤の中にあいつらが…。
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電気工事士マンガ 転電虫【第51話:「G」の衝撃 殲滅編】
あとがき
さて、前回の話の続きとなりますが、とある住宅からのご依頼で、分電盤から変な音がするということで現場に行くと、分電盤の中にはご機嫌な「G」のパーティピーポーが…。
この家の方は、ご高齢の夫婦ということもあって、師匠と話して、
「このままにしておけないだろう」ということで、2人で「G」殲滅大作戦を決行!(そんな大げさなものではないけど…)
その家にあった殺虫剤をお借りして、自分が分電盤、師匠が殺虫剤担当に。
感電に気をつけながら、自分の愛刀マイナスドライバーで「G]をポイポイッと床へ落としていきます。
まぁ、季節が冬だったこともあり、「G]の動きはほどんどなし。
下で待ち構えた師匠のとどめの殺虫剤攻撃で、無事に分電盤の中の「G」の殲滅に成功しました。
その後に、できるだけ分電盤をきれいにしてから帰ろうとすると、ご夫婦が大変喜んでおられて、
「ちょっと気持ち悪かったけど、喜んでもらえて良かった~」と思いましたね。
(自分はでっかいクモでも大丈夫なのですが、Gは苦手です…)
ただ、その日の日報に、バカ正直に「G退治」って書いて、
「何だ、この『G』退治って! こんなの書かなくていいんだよ!」って、社長に怒られたのは余計でしたが…。
まぁ、仕事をしていると、いろいろなことが起こりますね。
たまには、分電盤のチェックもしないといけないですが、感電などの危険もあるので、
「何か、おかしいな?」と思われる時には、お近くの電気工事店に見てもらうのが一番ですね。
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コンセントがアレに変身?
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