電気工事士マンガ 転電虫【第84話:ドアを開けると…】
あとがき
建築現場の駐車場は、場所によっては駐車場がかなり狭いところもあります。
現場の工程や職人さんの都合などもあり、日によってはかなりの職人さんが集まってしまいます。
その時に駐車場が狭いと、皆さん作業車を詰めて駐車することになります。
ところが、急に他の現場に行かなければならない時や材料の買い出しに行く時などに、作業車が出せないことも多々あります。
職人さんの手が空いていれば、作業車を動かしてもらうこともできますが、結構カギを預かって自分たちで動かすこともよくあります。
で、今回ネタにさせていただいた職人さんの作業車。
自分が材料の買い出しに行かなければならず、作業車を出そうと駐車場に行くと、別の職人さんの車が前に…。
その職人さんのところに行くと、
「ちょっと忙しいから、代わりに車を動かして」とカギを預かることに。
作業車を動かそうと、車のドアを開けると、
「ケケケケケケ!」という奇妙な声が…。
運転席の前に置かれた黄金のドクロが、笑顔と奇妙な声でお出迎え…。
そして、作業車の中はドクロだらけ…。
ハンドル、シフトレバー、ドリンクホルダーなどなど、ドクログッズのオンパレード。
「いったいどこで買ったんだろう?」と思いつつも、
「この車をぶつけたら、オレがドクロになるのかな?」と、緊張しながら作業車を移動させました。
職人さんの車の中って、腰道具と同じように個性が出るところなんですよね。
-
車のシフトレバーが…。
続きを見る