電気工事士マンガ 転電虫【第75話:ネコ ∩(^ΦωΦ^)∩】
あとがき
電気工事士として働いて大変なことの一つが、いろいろな工具などの名前を覚えないといけないことです。
電気工事士として働き始めて、穴掘りをしていると、
「ネコ、借りてきて」と言われ、猫の手も借りたいほど忙しくなるのかと思っていると、
「ネコって、一輪車のことだぞ」と言われる始末…。
「一輪車って言ってくれればいいのに…」と思っていたのですが…。
なぜ、一輪車(手押し車)をネコ(ネコ車)と言うのか、一度いろいろな職人さんに聞いたことがあるのですが、これが特に答えがないようです。
「いや、昔からそう呼んでるし…。ネコはネコじゃん」とごもっともなお答えも…。
自分でも調べてみたのですが、
・建築現場で狭い足場を「猫足場」と呼んでおり、そこを通ることができたことから。
・一輪車をひっくり返して置いた時に、猫が丸まっているようにみえるところから。
・一輪車の車の音が、ゴロゴロと猫が喉を鳴らすのに似ているところから。
・漆喰を練った「練り子」を運ぶ時に一輪車が使われており、「練り子」が「ネコ」に略されたところから。
などなど、いろいろな由来があるようですね。
まだまだ、こういう本来の名前とは違う呼び方など、自分が知らないだけであるかもしれないですね。
地域などによっても、呼び方が変わるものもあるようなので、これからそんな体験があったらマンガで描いてみようと思います。
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