電気工事士マンガ 転電虫【第80話:なぜか感じた敗北感】
あとがき
高所恐怖症の自分にとって、電柱での作業はまさに地獄です…。
まぁ、経験が少ないので、隣に民家がある場合などは、ベテラン職人さんが作業します。
電柱に取り付ける金物などを隣家に落とすと、シャレになりませんからね…。
ある現場で、隣が空き地だったため、練習も兼ねて電柱で作業をしていた時のこと。
電柱に登るのやっとなのですが、両手を離しての作業…。
頭の中は「落ちないか?落ちないか?」と思うばかり…。
下の方で金物などを準備してもらい、上まで引っ張り上げるのも大変な作業…。
しかも、その金物を電柱に取り付けるとなると、頭の中は大混乱です…。
そんな地獄のような作業をしていると、道路の向かいから「ブ~ン!」というエンジン音が。
「何だろう?」と、見てみると高所作業車を使って作業をする職人さんが…。
見ているうちに、何かすごく負けた気がします…。
というか、正直うらやましい…。
最近は現場で作業をしていると、自分が高いところが苦手なのを知って、
「転ちゃん、今日は建物内の作業するから、高所作業車使っていいよ♪」と親切な方も。
当たり前ですが、1人で胴綱を着けてビクビク作業するよりも、高所作業車で2人で作業をすると作業がかなり進みます。
まぁ、休憩中は高所作業車を貸してくださった職人さんに飲み物を持って行きますが、
「気を遣わなくていいよ~」と言われますが、それで済むなら安いもんです♪
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電気工事士はお金持ち?。
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