電気工事士マンガ 転電虫【第105話:ハイ!チ~ズ!】
あとがき
仕事で時々公営の住宅の修理などに行きます。
公共事業などもそうですが、公営住宅も工事をする際に写真を撮らなければなりません。
工事前の状態や工事完了後の写真。
取り外した器具の写真や新しく取り付ける器具の写真。
作業中の写真など、工事の他にも写真の撮影が結構忙しくなります。
ここで、写真を撮り忘れたりすると、後でもう一度現場に赴き、
「すみません、写真を撮り忘れてしまって…」と、情けない状況になります。
そんなことに気をつけないといけないと思いながら、ある公営住宅に工事に行った時の話。
電灯が点かないということで、新しい器具に交換することに。
写真を撮ることを忘れないように、しっかり確認しながら作業を進め、無事に工事完了。
「あ~、明るいですね~♪」と住人の方も、LED電灯に満足していただけました。
会社で報告書を作成し、現場で撮った写真を添付。
事務員さんに預けて一安心。
ところが、次の日に社長から電話がかかってきて、
「お前、やっちゃってくれたな」と。
「な、何で?しっかり写真は撮ったのに…」と思っていると、
「猫ちゃんのマットの上で撮影したらマズいだろ♪」と、社長もちょっと笑いながらの電話。
「まぁ、一応これで提出してみる」と、書類を出してもらうと、これが問題なくOKでした。
提出先の方も猫ちゃんのかわいさに免じてOKを出してくれたのでしょう。
(撮り直しじゃなくて良かった…)
普通、そのような写真を撮るときは、フローリングや無地のマットなどの上で撮影するので、それからは無地のマットを作業車の中に入れています。
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身長が低いと有利…?
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