電気工事士マンガ 転電虫【第176話:クロス破り】
あとがき
住宅などの現場では、大工さんがボードを貼る前に配線作業を終わらせます。
(場所によっては、ボードを貼った後に、一旦ボードを剥がしてから、配線することもありますが)
大工さんがボードを貼った後、電気屋はボードの開口。
そして、クロス屋さんがクロスを貼り終わると、電気屋は器具付けの作業に取り掛かります。
この時、クロス屋さんはクロスを貼った時に、クロスを切って電線を出してくれます。
結構ありがたいのですが、時々クロスを切り忘れて、電線が出てない時があります。
まぁ、電気屋は墨を打っているので大丈夫なのですが、この時調子に乗って指でクロスを破ろうとしたことがあります。
有名マンガの主人公のように、指に力を込めて、
「ほぁたああぁぁーーー!!!!」
普通はザクっと穴を開けられるのですが、時々クロスが予想以上にピンと貼ってあるときがあります。
これがクロスとは思えないくらい硬いのです…。
その結果、指が「グキッ!!」となるくらい突き指をしたことも…。
それ以来、クロスを切る時は電工ナイフかカッターナイフを使うようにしています。
突き指の原因がクロスを破るのに失敗しましたとは、恥ずかしくて言えないですね…。
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ボードの補修での失敗談…。
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