電気工事士マンガ 転電虫【第124話:たくさんのステッカー】
あとがき
建設現場では、現場の監督さんが初めて現場に入る職人さんに「新規入場者教育」というものを行います。
「新規入場者教育」では、主に現場で気をつけることを監督さんが話をされます。
工期や現場内での禁止事項、ヘルメット(顎ひも)や安全靴・安全帯、服装のこと。
また、最近ではタバコについても、現場内での喫煙の禁止(当たり前ですが…)や喫煙場所の確認もしっかりされます。
幸い、自分はタバコは吸わないのですが、改正健康増進法の施行で、現場には専用の喫煙室が設けられており、そこの案内もされます。
さらに、現場内のことだけではなく、周辺の交通ルールについても話をされます。
現場から駐車場が離れている場合には、その場所の案内。
現場周辺での迷惑駐車のことや近くに学校などがあれば、スクールゾーンの話などもされます。
そんな「新規入場者教育」が修了すると、現場によってはステッカーを渡されヘルメットに貼っている職人さんもいらっしゃいます。
現場で一緒になる職人さんの中には、そのステッカーを大量に貼っている方もいらっしゃいます。
ステッカーを見て行くと、
「これ、何年前のステッカー?」と思うような、年季の入ったステッカーも見られます。
たくさんのステッカーを見ていると、
「この職人さん、たくさんの現場で経験を積まれたんだな…。自分も頑張らないと」と身が引き締まります。
-
現場でよくある感電自慢…。
続きを見る