電気工事士マンガ 転電虫【第27話:噛み合わない合図】
あとがき
マンガでも描いたように、建築業界は人手不足、若手職人さんの不足状態です。
(電気の職人さんに関しては、まだ若い方が多く見られると思いますが…。)
ということもあり、現場では年配の職人さんを多く見ます。
長年培ってこられた、技術と知識、経験はスゴイもので、作業のスピードはかなり早く、全く無駄がありません。
自分も近くで見ていると、勉強になることばかりです。
ただ、やはり年のせいか、耳が遠くなっている職人さんも多く、休憩中の雑談でさえ、
「えっ?何?」と、聞き返されることが多くあります…。
特に、離れたところから合図を出し合ったりする時は、全く合図が合図になっていません。
周りは、そんな姿に爆笑したりしてますが…。
トランシーバーを使えばいいのですが、やはり、片手が塞がってしまうのが嫌なようで、大声で合図を送っています。
(小型のトランシーバーやイヤホンタイプも使わない頑固な方もいらっしゃいます…。)
最近は、携帯電話やスマートフォンのスピーカー機能を使ったりもするのですが、
「使い方がわからん!」、「電話代がもったいない!」と一蹴されます…。
まぁ、とにかくケガや事故がないように、お元気で働いていただけるのが一番です。
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工具の名前を覚えるのも大変です…。
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