電気工事士マンガ 転電虫【第146話:ハト小屋】
あとがき
電気工事士になり、建設現場で働いていると、いろいろな専門用語が飛び交います。
電気工事士になったばかりの頃、現場に入ると、
「えっ?それ何ですか?」と、とにかく専門用語が分からず、作業の他にも覚えることが多いんだなと実感しました。
ある時、電気工事会社に入ったばかりの頃、こども園の新築工事をさせていただきました。
ちなみに「こども園(認定こども園)」は、「幼稚園」と「保育園」の良さを兼ね備えた施設なんだそうです。
管轄省庁は内閣府。
「幼稚園」は小学校入学前の教育を行う施設で、管轄省庁は文部科学省。
「保育園」は働いている親の代わりに保育を行う施設で、管轄省庁は厚生労働省。
電気工事士の管轄省庁は経済産業省です。
いろいろお役所の仕組みは複雑です…。
話が脱線しましたが、そのこども園の新築工事中に、型枠大工さんが、
「そろそろ屋上のハト小屋の型枠やるか?」という話を聞き、こども園では屋上でハトを飼うのだと勘違いしてしまいました…。
型枠大工さんが言っていた「ハト小屋」は、配管や室外機、電気配線などを保護するこために、建物の屋上に作られる箱状の構造物です。
形がハト小屋に似ていることから「ハト小屋」と呼ばれているみたいです。
電気工事士として、働いていると建築用語や社会のこともいろいろと勉強することができます。
いかに、自分が世間知らずだったかということも分かってしまいますが…。
-
マナーを語る前に…。
続きを見る