電気工事士マンガ 転電虫【第184話:古い器具の取り換え】
あとがき
未経験で電気工事士になった自分が、電気工事会社に勤め始めると、
「へぇ~、ココって、こうなってるんだ…」と、初めて知ることがたくさんあります。
会社の仕事で住宅の新築工事ややリフォーム、修理などに行かせていただきます。
まず、電気工事士になるまで入ったことがなかった点検口。
電気工事士になって初めて天井裏に登ったり、畳の下に点検口があり、そこから床下に潜れることも初めて知りました。
そして、リフォームや器具の交換などで仕事をいただくと、見たこともない器具などを時々見かけます。
「これ、何の器具ですか?」と、器具の見た目からは全く見当もつかないものもあります。
ベテランの職人さんでも、
「いや~、これ見るの何十年ぶりかな?」というレアなものに遭遇することも。
その中でも電気工事士になったばかりの自分が苦戦するのが、古い器具を固定しているビスがマイナスであることが多いということです。
初めはそんなことも知らず、
「あれ?ドライバーが合わないぞ…」
「えっ!? マイナスだ!!」というところから始まります。
で、錆びついたビスなどは、ちょっと力を入れようものなら、「ガリガリ!!」っと、ビス山がつぶれてしまいます…。
普段なら、ササっと外せるビスも、錆びついたマイナスビスはかなりの強敵でした…。
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蛍光灯の取り換え工事にて…。
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