電気工事士マンガ 転電虫【第111話:残念な話…】
あとがき
雨が多くなると、作業の段取りなどが難しくなります。
「雨が続けば、こっちの作業で、材料と工具はこれを準備して…」
「晴れたらこっちの現場で、この作業を終わらせて…」
などと、天候に振り回されることが多くなります。
特に、外の作業は雨が降っているとなかなかできないものもあります。
埋設配管などは、雨が降れば穴を掘ったところに水が溜まり、配管がプカプカ…。
穴を掘るにしても、埋め戻す時も土がドロドロで作業はなかなか進みません。
そんな雨が降り続く中、次の日の段取りの話をしていると、
「明日の埋設配管どうします?」
「いや~、雨が降ってたら作業はできんぞ」
と、同僚と2人で残念がっていますが、顔はニヤニヤ。
どうせやらないといけない作業なんですが、仕事が続いて体がダルい時などは、先延ばしになってほしいもの。
「雨ならしょうがないですね」と思っていると…。
なぜか、こういう時に限って太陽がサンサンと輝いています。
ものすごくご機嫌に自分たちを照らしてくれます。
「あぁ~、晴れやがった~…」
結局、蒸し暑い中作業開始。
作業は先延ばしになると思っていたところもあり、なかなか力も入らず、やる気も起こらず…。
「天気予報では、雨って言ってたのになぁ…」とブツブツ言いながら作業は続いたのでした…。
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電工ドラムを準備すると…。
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