電気工事士マンガ 転電虫【第132話:余計な一言】
あとがき
職人さんにとって、工具は必需品であり、大事な仕事の道具です。
自分も休みの日になると、腰道具を持って帰り、工具の汚れを拭いたり、油を差したりして手入れをするように心がけています。
そんな工具なので、現場でなかなか工具の貸し借りというのはないのですが、バッテリーが切れてしまったり、うっかり持ってくることを忘れることもあります。
そんな時に、他の職人さんに工具などをお借りすることもあるのですが、大事にされている工具。
扱いは慎重に、汚れなどはきれいに拭き取ってお返しします。
自分も時々、他の職人さんから
「工具を貸してもらえないか?」と言われるのですが、もちろん「どうぞ、どうぞ♪」でお貸しします。
お互い様の建設現場ですが、職人さんの中には、工具を返される時に、
「これも飲んでね♪」と、コーヒーやお茶まで準備してくださる方も…。
こういう気遣いができる方の行動は、しっかり見習いたいですね。
しかし、中にはその逆の職人さんもいて、工具をお貸しして、返される時に、
「いや~、やっぱり自分の工具が一番使いやすいね」などと言われる方も…。
確かに、自分が普段使い慣れている工具が一番使いやすいでしょうが、この場で言わなくても…。
そんな余計な一言を言わないように気をつけたいと思います。
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電気工事士による、ばらまき事件…。
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