アラフォー男の電気工事士マンガ【第131話】

電気工事士マンガ　転電虫【第１３１話：積み込み名人】

あとがき

電気工事士だけではありませんが、建設現場の職人さんの作業車は、とにかく荷物がたくさん乗っています。

電気工事士の場合、工具や器具、そして、結構重たくて場所を取るのが電線です。

現場で必要な材料や電線を積み込む時は、一度荷物をすべて出して、まるでテトリスのような積み込み作業になります。

隙間ができないように、順序良く積み込み、荷崩れしないように気をつけます。

カーブを曲がった時に、

「ガタン！！」となったこともしばしば…。

この積み込み作業は、力作業でもありますが、頭の方も結構使います。

ある時、会社の空いている作業車に現場で使う材料や電線をうまく乗せ、

「いや～、オレって積み込み名人だな♪」と、喜んでいると、事務員さんから

「その作業車、車検なので、荷物は全部降ろしてくださいね」と言われたことも…。

車検を受ける整備工場に、

「すみません…。荷物を積み込んだんですけど、乗せたままじゃダメですか？」と聞いたところ、

「まぁ、降ろしてもらわないとダメですね…」と、あえなく玉砕…。

せっかく積み込んだ荷物を全部降ろし、別の作業車にもう一度積み込み作業をするという苦労もありました…。

まぁ、確認は大事っていう話です…。