電気工事士マンガ 転電虫【第277話:ボックスが見つかりません…】
あとがき
電気工事士になったばかりの頃の話。
新築住宅の現場に入り、スライドボックスを設置。
大工さんがボードを貼った後に、スライドボックスの開口作業をしていました。
普段は、墨を打ったところに引き廻しを入れると、ボックスに当たる感触があるので、そのまま引き廻しでボードを切っていきます。
ところが、墨を打ったところに引き廻しを入れるのですが、なぜかボックスの感触がない…。
「あれ?何でだ…? ボックスの感触がないぞ…」
と、思いながらボックスの感触のある所まで引き廻しでギコギコと切っていると、
「おいおい! 切り過ぎだ!!」とベテラン職人さんに怒られました…。
ボードを切り過ぎたり、間違えて切ってしまうと、後の補修が面倒なので、それからは慎重にボードを切るようにしています。