電気工事士マンガ 転電虫【第198話:建設業のKY】
あとがき
どんな業界にも専門用語というものがあると思いますが、建設業にもいろいろな専門用語があります。
以前、マンガにも描いた「ハト小屋」。
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「こども園」の「ハト小屋」と聞いて…。
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こども園の建設現場だったので、こどもたちが屋上でハトを飼うのだと勘違いして、周りの職人さんに「えっ…?」という顔をされました…。
そして、電気工事士になったばかりの頃、現場に入って勘違いしていたのが「KY」。
元々、建設業とは無縁の仕事をしていたため、「KY」というのが「空気読めない」と思っていました。
(最近、「お前、KYだよな…」という会話を聞かなくなりましたね…)
先輩の職人さんに現場に入るなり、「KY」と言われて、自分が何か変なことをして、場の空気を悪くしてしまったのだと勘違いしてしまいました…。
建設現場では「KY(危険予知)活動」を必ず行います。
現場に入って、KY活動用紙にその日の作業内容や人員、その作業を行う際に予想される危険、その危険を回避するための対策などを書いていきます。
KY用紙は、現場監督さんに提出したり、自分たちで掲示するなど、現場によって提出方法が変わってきます。
これを提出せずに作業をしていると、監督さんによっては作業を中断させて、KY用紙の記入をさせる方もいらっしゃるので、
「現場に入ったら、まずKY」を忘れないようにしましょう。
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電線に不吉な文字が…。
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